iPad版イラストレーターで縦横比を固定して拡大・縮小する
2021/09/15に公開
(2年近く前)
iPad版のイラストレーターで選択対象を拡大・縮小する時、何もせずにサイズを変えようとすると、下記のように縦横の比率が変わってしまいます。
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しかし、タッチショートカット(下図の赤枠)を使えば比率を維持しながら拡大・縮小ができます。
![](/_astro/871105F5-861A-44E4-B1CA-F00E4E09B04F-1024x768_Z2ozrlO.jpeg)
ボタンは中心と外縁の二つを選択することができ、それぞれプライマリタッチショートカット(中)とセカンダリタッチショートカット(外)と呼びます。
![](/_astro/3324C4D5-B613-4460-8CB8-4CF16AFA30B1_ZmOEmU.jpeg)
タッチショートカットのボタンはドラッグ操作で移動できるので、使いやすい場所(邪魔にならない場所)に配置して使用しましょう。
プライマリタッチを使って拡大・縮小する
タッチショートカットを押しながら、もう一方の手で選択ツールを使って拡大・縮小するだけです。
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セカンダリタッチショートカットを使って拡大・縮小する
今度はタッチショートカットをタップし、そのまま外縁に向かってスライドさせます。全体が白い円になったらその状態を保持したままもう片方の手で拡大・縮小します。
![](/_astro/E5474D12-0DF1-4E5E-A073-E1C13C3868CD_20ah9o.gif)
縦横比が固定されるのは変わりませんが、こちらは中心点を基準に拡大・縮小されます。
位置を固定したまま拡大・縮小したい場合はセカンダリタッチショートカットを使用すると良いかと思います。
【応用】シェイプを作成する
シェイプ(図形)を作成する際も、このタッチショートカットを使えば、縦横比を固定したまま作成することができます。正方形を作成したい時など便利です。
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まとめ
タッチショートカットを使えば作業効率を上げることができます。他の便利な動作については別記事でご紹介します。