AIファイルへの無料変換オンラインツールを比較する
2022/12/29に更新
(7か月前)
AIファイルの作成や編集にはAdobeのIllustrator(イラストレーター)を使いますが、aiファイルへの変換だけであれば無料のオンラインツールでも可能です。
以下が、執筆時点で検索上位のオンラインツール一覧です。
無料で変換できるのは確かに魅力的ですが、変換した結果を先にお伝えすると、どれも変換ツールとしては使えないレベルでした。
比較するために用意したのは下の画像です。
以下、それぞれの詳細です。
Convertio
- 画像が見切れた状態で変換された
- いくつかパーツがなくなった
- 白黒になった
AnyConv
- 画像全体がトレースされた(ちゃんとパスになった)
- 粗さが目立った
他の無料変換ツールに比べると非常に精度が高かったです。
Free Online Converter
- 全体が荒くトレースされた
- 白黒になった
onlineconvertfree.com
一見、ものすごく高い精度でトレースされているように見えますが、ただ拡張子が.aiに変わっただけでした。
ほとんどの場合、AIファイルへの変換は、ベクター画像(※)への変換を意味するので、これではまったく意味がありません。
(※通常の画像とは違い、拡大・縮小しても画質が変わらない画像のこと。印刷などに使われるのはそのため)
Illustratorの画像トレース
Illustratorをこれまで一度も使っていない場合は、試用期間中に、Illustratorの自動トレース機能「画像トレース」を使うことができます。
下の画像は、画像トレースで変換された正真正銘のベクター画像です。
手動でトレースした方が仕上がりはキレイですが、このまま使えるほど高精度にトレースされています。
どれで変換するべきか
あくまでも今回のシンプルな画像を変換する場合ですが、まずは【Illsutratorの画像トレース】を試した方がいいです。
前にIllustratorを使ったことがある、または、画像トレースで納得のいくクオリティにならなかった場合は、【有料で誰かに頼む】のがいいです。私も対応可能です🙋🏻♀️
よほどシンプルな画像の変換か、どうしてもお金をかけたくない場合は、【AnyConvでの変換】がいいと思います。